花の写真素材屋 透過素材工房

 
GIMP 透過素材の作成

実際の消去

前ページのマウスポイント位置でマウスを右クリックすると、下の画面で表示されているプルダウンメニューがでます。
[編集]⇒[切り取り]の順でクリック、コントロールキーとXキーを同時に押しても同じです。また、消去でも同じ効果が得られます。



透過作業の下拵え

透過処理する上で欠かせないのが*注4アルファーチャンネルの処理です。アルファーチャンネルの処理をしてから、背景を消します。完全に背景を消去してからでもこの作業は良いのですが、消去した背景は白で無色ではありません。従って二度手間になりますので、先にこの処理を行います。

*注4 基本画像は分類するとRGB(赤・緑・青)で構成されるが、そこにもう一つの透明度の層を加えた考え方だ。
アルファ値(透過度情報)、つまり透明(無色)の情報を追加することです。


下は上の操作を繰り返して実行し、おおよその背景を消去した画面です。


メニューの[レイヤー]⇒[透明部分]⇒[アルファチャネルを追加]の順でクリックしてください。
この操作を行っても画面上は、特に何も変化がおきません。しかし、この次の背景を消去する時に効果がでます。



透過背景の消去作業

メインメニュー左画面の下の赤枠で囲んだ[消しゴム]をダブルクリックすると、中画面のツールオプションウインドウがポップアップされます。中画面の赤く囲んだバー(ブラシのスケール)を一番右10に設定し、さらに右画面のブラシのボタンをクリックするとブラシの種類がポップアップされ、ブラシを選択します。右画面で赤く囲まれたブラシ(消しゴムの消し方の種類)は一番大きい(さらに大きいブラシは任意で作成できます)のを使用します。
右画面のスライドバー[不透明度]は100を設定します。これは消去する濃さで、100はMAXで完全消去、また値が低くい時は薄い消去となります。
ここではアイコン作成のため、余分な背景は完全無色100とします。

  

下は上の設定で全体背景を、おおまかに消去した画面です。背景がクロスになっているのは透過になっている表示です。
次に[消しゴム]のブラシを小さくして花の輪郭の線を綺麗に消します。